UnityでVRChatのボードゲームワールドを作成した記録 その1

ふと思い立ってVRChatでボードゲームが遊べるWorldを作成したのだが、情報がまとまってなくて苦労したので、少しでもあとから作る人の参考になればと思い自分がたどった過程を記しておく。

 

 

ボードゲームが遊べるWorldが作りたい

 VRChatを常日頃から利用しているユーザーならばご存知だと思うが、VRChatにはボードゲームが遊べるWorldが豊富にあるVRアナログゲームを遊ぶというのもなかなかに変な話ではあるが、ボードゲームをオンライン上で遊びたいという需要は常にある。そしてオンライン上で遊ぶにおいてネックになるのは、テーブルの用意だ。遠く離れた相手と対話するのは既存の通話ソフトにより問題なく行えるが、アナログで操作することを前提に作られたボード上のゲームを、オンラインでキーボードやマウスを通じて操作するのはやや操作性に欠けた。その点、VRバイスならば擬似的な手による操作が可能になるためボードゲームとの相性は非常に良いと言える。VRだからこそ慣れ親しんだアナログの環境に最も近い状態でのゲームプレイができるのだ。

そして、これは作り手視点の話だが、実装がかなり容易にできてしまう。これがデジタルなゲームならば、そこに含まれるデジタル的な処理を再現するのにどうしてもプログラム思考が必要になり、実際に実装するためにはそれなりの知識と技術が必要になるだろう。しかしアナログゲームならばゲームのコンポーネントを作って置いておくだけでいい。特にゲームやプログラムの知識がなくてもできそうだ。じゃあ作ってみよう。となった。

 

Worldを作るために実際何をしたらよいか

作ろうとなった段階で、じゃあ何をしたらWorldを作れるのか、必要なものは何なのかの洗い出しを行う。

ちなみに作りたいゲームは決まっていた。

【公式】戦闘破壊学園ダンゲロス・ボードゲーム

戦闘破壊学園ダンゲロス ボードゲーム

戦闘破壊学園ダンゲロス ボードゲーム

 

 これがオリジナルゲームならゲーム内容の制作からしなければならないが、既存のゲームをVR上で再現するだけならばそのプロセスは不要だ。ただ代わりに権利者に許可を取らなければトラブルが発生する可能性がある。必要な作業が見えてきた。

 

最低限必要な作業

  • 権利者に許可を取る。
  • 必要なソフトをダウンロードする(Unity)。
  • Worldを作成する。
  • Worldにテーブルを用意する。
  • ゲームに必要なカードを用意する。
  • ゲームに必要なサイコロを用意する。
  • ゲームに必要なコマやチットを用意する。
  • 細かなWolrdの設定をする。
  • WorldをVRChatにアップロードする。

 

よりシンプルに実装するだけならコンポーネントを置いただけでも遊べたが、実際遊ぶときの利便性のためにいくつかの機能の実装が必要だと感じた。今回作るダンゲロスボードゲームはカードとサイコロを使って遊ぶゲームだ。とりわけ、サイコロを振る機会がとても多い。追加で以下の機能がほしい。

 

やっておくことが望ましい作業

  • 自動でサイコロが振れる機能の追加。
  • 自動でカードをシャッフルする機能の追加。
  • ボード上のタイル表示を切り替える機能の追加。
  • ルールサマリーの完備。

 

ここまでやれば十全にゲームプレイができると考えた。ただより多くの人に遊んでもらうことを考えるならば、これだけではまだ不十分だろう。

 

やれればやっておきたい作業

  • 自動でボード上を片付ける機能の追加。
  • Worldのテクスチャを設定する。
  • WorldにBGMを流す。
  • 完成したWorldを宣伝する。

このように必要な作業を洗い出して優先度別に切り分けた。正直、経験もスキルもない何をしたらいいかもわからない状態からのスタートだったが、一つ一つのタスクを分けて見れば、なんとなくできそうな感じがしてくる。このタスクを一つ一つ実行していく。

 

権利者に許可を取る

ボードゲームの権利関係ははっきりとしていなく。デッドコピーとは至らないようなものであればカジュアルにコピーやwebツールが作られている。しかし、せっかく作ってからトラブルが起きるのは御免なので事前許可を得るのは大事だろう。実際に遊ぶ視点に立っても、権利関係をきちんとクリアしていることは安心感につながる。実際自分の周りだと、今遊んでいるゲームは違法なものではないか気にする人はそれなりに見かける。安心してプレイしてほしいので許可は取ろう。

今回は製作者がtwitterをしていたのでtwitterのDMで連絡を取った。ついでに画像のデータを頂けないか打診してみたらOKの返事を頂けた。これでゲームコンポーネントを作る際の作業量が大幅に減った。このように作業量の低減にもつながるのでダメ元で製作者に問い合わせはしておこう。

 

必要なソフトをダウンロードする(Unity)

VRChatのWorldはすべてUnityで制作する必要がある。そしてunityは対応するverのものでないとならない。今何のverに対応しているのか日本語で調べてもなかなかわからない。過去の記事を参考にしているとunityのverが違うという自体に遭遇しやすい。自分もそのせいで途中まで作業を進めてからunity自体を再ダウンロードする羽目になった。なお、この記事執筆時点での対応verは「Unity2017 4.15f1」だ。新しく始める人は気をつけていただきたい。

さらにVRChat関連の制作にはVRCSDKのインポートが必要になる。こちらは公式から最新版をダウンロードすればいい。

https://vrchat.com/

ダウンロードできたら新規プロジェクトを開いてVRCSDKをインポートしておこう。

以降の手順も含めて下記の動画が非常に参考になったのではじめてやる人は見ておくといいだろう。

www.youtube.com

Worldを作成する

実際にWorldを作成する段階では、すでにボードゲームWorldを作っているフレンドにアドバイスを受けつつ進めた。わからないことがあればすぐ聞けるし、なにより一人でやるよりずっと心強い。頼れるものは頼っていこう。自分も分かる範囲でならアドバイスできるのでこの記事を読んでわからないことがあれば気軽に聞いてほしい。

まずWorldに必要なのは床だ。先に貼った動画の通りにクリエイト3Dオブジェクトでplaneを選択し床を作る。サイズ感がつかみづらいが、床が狭いとゲームに集中できないので大きめにしておくといいだろう。

Worldにテーブルを用意する

クリエイト3Dオブジェクトからcubeを選び、長方体のテーブルにする。平面のボード上でプレイするゲームなのでテーブルの上にさらにplaneを設置し、ボードの画像をプロジェクト上にドラッグし、さらにplaneにドラッグする。これでplaneがボードの画像になる。

ゲームプレイ中にボードを切り替えたかったのでボードを切り替えるスイッチも設置。cubeオブジェクトを作ってinspectorにadd componentで「VRC_trigger」を追加。触ったら何かが起こるよって機能。「OnInteract」触ったときに、「AlwaysBufferOne」全体同期で、Actionsが起こるって設定。ActionsにはSetGameObjectActiveで切り替えたいボードを設定。operationをtoggleにするとそのままトグルスイッチになる。

 

ゲームに必要なカードを用意する

事前の洗い出しでカードを自動でシャッフルする機能があればよいとわかっていたので、どうすれば実装できるかフレンドに聞いた。おすすめされたギミックをboothで購入。500円。

【VRCギミック】カードシャッフルシステム ver1.2 - virtual-boys - BOOTH

自分で1から作ると数時間はかかりそうなので500円は安い。

しかし購入したファイルのプレハブをプロジェクトに設置したはいいもののシャッフルが正常に動作しない。なぜ? 少しして気づいたがStandard Assetsがインポートされていたなかった。Worldギミック系のプレハブは事前に他アセットの導入が必要になるものも多いようなのでこれに限らずギミックをダウンロードして入れる場合は仕様書にはきちんと目を通そう。

設置した時点ではトランプの画像が使われたカードが用意されている。まずカードのサイズを調整する。card内のItemオブジェクトをクリックし、右側のInspector内のscaleの数値をいじる。Itemの上のcardの方の数字をいじっても大きさは変わるのだが、実装する段階に置いて激しくバグったのできちんとItemの方のscaleを調整しよう

Hierarchy内の「Item>visual>」にある「front」、「back」に直接カード画像をドラック&ドロップする。デフォルトの設定だと「back」の画像が上下反転している。これは「back」のRotationを180度回転させれば直るのだが、unityがよくわからない自分は裏面の全部の画像ファイルを180度反転させることで対処した。絶対にunity上で向きを変えたほうが楽なのだが、対処法を知らなくてもこのように力技で無理やり実装できるケースは多いのでとりあえず試してみるのは大事だ。

こうして1枚カードができあがればそのカードを元にコピーして全部のカードを作っていく。unity上の複製ショートカットは「ctrl+D」「⌘+D」なので覚えておこう。自分はカード画像の反転と合わせてphotoshopとunityを行き来していたのでショートカットの操作にかなり混乱したが最終的に慣れた。

山札が4つあるゲームなので、用意したカードは4つの山に分けた。特に設定をいじらずとも山さえわかれば山ごとにシャッフルしてくれる仕様だったのでここは楽だった。

ゲームに必要なサイコロを用意する

 フレンドにサイコロ振れるようにしたいって言ったらプレハブくれたので設置した。持つべきものは友。role diceでdiceがアニメーションして1d6の結果がランダムに出る。

そして1d6から4d6を振り分ける必要あったので切り替えでサイコロの個数が変わるようにした。オブジェクトにさわると次のオブジェクトを出して消える仕組み。↓らへんのプレハブ参考に組み合わせただけ。

 

ゲームに必要なコマやチットを用意する

プレイヤーコマは後でチェスのポーン型にしようと思ったけど正方形を色分けしただけでも特に不都合に思わなかったのでcubeオブジェクト出して直接マテリアル変更しただけのものをコマにした。

ゲームで使うチップは円形にしようとしてcylinderオブジェクトを作ったらテスト時にバグって爆発四散したのでこちらもcubeオブジェクト。四角って最高。爆発しないし。

 

細かなWolrdの設定をする

いじった設定

・jumpの設定(デフォルトだとjunp不可)

 ・衝突判定(コライダーの設定)

プレイヤーとぶつかって困るものは基本的にレイヤーの属性を「Walkthough」にした。

Layers - VRChat 技術メモ帳 - VRChat tech notes

・壁の設置

worldの隅に行っても落ちないように透明なオブジェクトにbox colliderを設定して透明な壁に

・オンオフできるミラーの設置(VRCSDKのプレハブ)

・光の設定(影はいらないのでオフに)

 

ここまでで最低限ゲームが遊べるworldができた。わりと簡単にできたので優先度が低かったタスクにも手を出していく。

ルールサマリーの完備

はじめての人でも遊びやすいように、ゲームに同封されている説明書の内容を少しだけ噛み砕いてサマリーを作る。Illustratorでパパっと作ろうとしたけど文章量が多くなってそれなりに時間がかかった。サマリーの制作だけで全体の作業時間の半分はかかったのでもしゲームコンポーネントの画像も自作することになったらかなりの時間がかかっただろうと思う。

f:id:numenunu:20190618123800p:plain

f:id:numenunu:20190618123748p:plain

文章ベタ打ちでもよかったのだけどちょっとだけ凝った感じに。そのわりに色もレイアウトも若干読みづらくなってしまったので反省。

worldにplaneオブジェクトで設置。枚数が多く全部設置すると場所を取るのでボタンで切り替えれるようにした。サマリーの横にボタンを設置し、「VRC_trigger」の「SetGameObjectActive」で切り替えできるように。

 

自動でボード上を片付ける機能の追加

ターン毎にトークンをリセットするのを自動でできるようにしたかったので、した。

VRC_SceneResetPositionを設定することで自動お片付けが可能に。ただ機能面の実装ではこの設定が一番面倒で時間かかったので本当にあればいいなくらいの気持ちで実装を試すのがいいと思う。絶対欲しいと思ってやると完成する前に詰む。

設定は以下の動画を参考に。動画みながら設定丸パクリするだけでなんとかなった。

www.youtube.com

 

Worldのテクスチャを設定する

worldの空の設定はskyboxというもので変えれる。unity asset storeから無料で良さげのskyboxをダウンロードして空の部分にドラック&ドロップ。

床やテーブルのテクスチャーも良さげな物を探して全部ドラック&ドロップで設定。簡単。

 

WorldにBGMを流す

さっきも貼ったけどこれ使った。

 

 BGM自体はフリーのBGM素材サイトから。サイトの規約によってはクレジットが必要になるので規約の確認はしっかりとしよう。

 

WorldをVRChatにアップロードする

以下の動画を参考にしただけ。簡単。

youtu.be

 

完成したWorldを宣伝する

せっかく作ったので色んな人に遊んでもらいたい、なので宣伝をする。といってもtwitterで告知をするだけだが。

自分の経験則だと、少し大仰に「すごいものができました」ぐらいなノリの告知のほうが、知らない人も「なんかしらないけどすごいんだな」と思ってくれてRTしてくれる可能性があがる。あとはうざがる人もいるけどタグは大事。VRCの人はボドゲ好き多いので、ボドゲ好き界隈に捕捉されれば勝手に拡散される印象。

 

ね、簡単でしょ?

実際、思ってたよりすごく簡単で土日にパパっとやって2日間で作れた。ボドゲ好きの人はボドゲWorld自作して遊びましょう。

 

最後にほしいものリスト貼っとくのでなにかください。

ぬんぬんのほしいものリスト

VRChatに魂の綱を引っ張られている

VRChatが楽しすぎる。

毎日狂ったようにログインを繰り返してVRの世界に身を沈める日々を繰り返している。

 さて、前回の記事ではVRChatを始めて間もなく誰しもに訪れる幸福について書いたが、今回は自分の話を書こう。

VRChatには美少女になって頭をナデナデされるという喜びがあった。それは全人類共通の根源的な承認欲求が満たされる喜びであり、誰しもが抱くことのできるであろう最初の感動だ。それとは別に承認する悦びがある。美少女の頭をナデナデする喜びがある。これは単純に自分の性癖の話なのだが、強い承認欲求を持った相手に対面すると、その欲求が強ければ強いほど、歪んでれば歪んでいるほど、その強烈な承認してほしいというオーラにクラクラしてたまらなくなってしまうのだ。オートガイネフィリアとかオーダゴニストフィリアとかそういう存在に強い人間性を感じるのだ。他人を承認するのが好き。相手を認めてあげるのが好き。相手を承認することによって始めて自己の承認が得られる。

VRChatは様々なユーザーがいるが、深みにハマったヘビーユーザーは大体承認欲求が強い。自己を承認してほしいという欲求を隠そうともせずぶちまけてくる。天国かよ。他人の承認欲求を肌で感じられる。人によっては不快かも知れない。だけどそれがいい。ナデナデしたい。かわいがりたい。認めてあげたい。尊い。甘い。奔流する感情がたった2文字のシンプルな言葉でアウトプットされる。好き。好き。好き。

単純に面白いフィクションのキャラクターを知ったときに感じられるような喜びが毎日たくさん感じられる。そういう場所だ。だから毎日楽しくてたまらない。最高。そりゃ一日10時間遊んでも飽きないわけだ。

ただそうしているうちに少しづつVRに魂の綱を引っ張られているのを感じる。例えばフィクションのキャラに感じる好きは現実の好きではない。VR上の好きだってそれと同じはずだ。リアルのフィクションは違う、リアルとバーチャルは違う。リアルはリアル、フィクションはフィクション、バーチャルはバーチャルである。バーチャルの好きはリアルの好きじゃない、そういう好きではないと思う。しかし、VRで人のことを好きになると、どこで好きになっているのかわからなくさせられる。魂の境界がぼやけて、ただ好きという気持ちに耽溺して、何もわからなくなる。

つまりどういうことか。自分はVRChatで他人に優しくして、ナデナデしてメス堕ちさせて一方的に楽しんで、相手をキャラクターとして消費していたはずが、いつのまにかこっちがメスに堕とされていたのかもしれない。そうだ、好きな相手のことを考えるてる時、脳内回路がおかしくなっている、存在しないはずの乙女回路が動作しているのだ。好きで好きで好きすぎて頭がバグってる。バグだよ。おかしいよ。こんなはずじゃないんだよ。こういう性的嗜好じゃなくて、こっちからイジったりかわいがったりするのが楽しいだけなはずなんだよ。もう意味わからない。好き。好き。最近ずっと一緒にいる人がいて、一緒にいるたび楽しくて、好きが止まらない。

VRChatはすごく楽しいけど自己の境界が曖昧な人には危険なツールかもしれない。でも楽しい。好き。

VRChatで美少女になって頭をナデナデされるということ

はじめに言うが、自分はVRChatをはじめて間もなく、他の先行者に比べて非常に遅いスタートで、何の経験値も技術も知識も有さず、高価なVR機器も所持していない。特別なことなどなにもない、ただの1ユーザーである。

VRChatの技術的な側面だとか、クリエイティブな側面、コミュニティツールとして、ゲームとしての側面。その特性や経験から得られる知見などについて語る記事はすでに多くある。だからあえて今、何もない自分が語れることを、始めたてのどこにでもいる普遍的なユーザーがVRChatで最初に感じれることだろうエモーショナルを、とても小さな発見と大きな感動を、美少女の姿になって頭をナデナデされるということを、ここに書き記そうと思う。

 

 

先日知り合いの教えてもらいながらはじめてVRChatをやってみた。steamで無料でダウンロードできる。VR機器も高スペックのPCも一切必要なく、steamである程度ゲームができる程度のマシンであれば問題なく起動が可能だった。UIは全て英語だが、操作に難しいところはなく、英語なんてできなくてもなんの問題もなかった。

worldのメニューにはたくさんのworldが表示され、正直よくわからなくて混乱しかけたが、ありがたいことにかわいいキャラの画像が使われているworldを直感的に選ぶと美少女のavatarを配布するworldにたどり着けた。置いてあるavatarをクリックしてメニューでfavoriteすると自分は美少女になった。といっても視点はずっと一人称なため、たとえ自分が美少女になったところで実感は薄い。PCの前にいるのは紛れもなく自分であり美少女ではない。美少女のいい匂いもやわらかい感触も耳に優しい声音もない。美少女のスキンをかぶっただけのおっさんだ。ほとんどのworldにはmirrorが設置されていて、それを通して自身の姿を見ることはできるが、現実の自分を客観視できないようにVRの自分を客観視することもできない

 

ただなにはともあれ、美少女の皮を手に入れることはできた。さてどうするか、話すのだ。VR“Chat”である。そう、これはChatツールなのだ。いろいろできるらしいけど正直なにもわからない。とりあえず感覚的にavatarの状態で他人と交流できることはわかる。人が多いworldにいく。外人だらけだ。なにをいっているのかわからない。日本語が通じる相手がいるだろうworldをsearchする。検索ワード[JP]、[japan]、[japanese]。なかなかみつからない。なるほど、検索性はあまりよくないようだ。twitterで検索をかけた。

VRChat観光ガイド (@GuidesOfVRC) | Twitter

紹介されたworldを検索していく。やっと日本語が通じる相手を見つける。最初のコミュニケーションを取るまでこれだけのプロセスが要った。「なんのためにこんなことをしているんだろう」そんなことを考えつつ、初対面の人と会話をする。初対面の人にいきなりこちらから声をかけるのは失礼じゃないだろうかなんて馬鹿なことを考える前に誰かから声をかけられる。『ハロー』『こんにちわ』『こんばんわ』挨拶を交わすと自然に会話が始まる。リアルのコミュニケーションよりずっと手早い。avatar同士のコミュニケーションはVRChatがはじめてではない。今日までずっと遊び続けているMMOやFPSゲームででもキャラクターを介したコミュニケーションを日常的に行ってきた。会話の内容も特にかわった話はない。適当な雑談をして、なんとなくで盛り上がったりする。まるでそう、MMOにログインしてゲームプレイをせずにひたすら仲間同士で会話に興じているような感じだ。そうして自分は、そんなどこか懐かしいような不思議と落ち着くコミュニケーションをする最中、頭をナデナデされた

今まで自分が体験してきたバーチャルのコミュニケーションでも、バーチャルな身体の接触を伴うものはたくさんあった。ハグのモーションで親交を深めたり、キャラクター同士にキスをさせたり、互いに銃口を突きつけ合ったり。ナデナデはそのどれでもなかった。一人称の視点の先にたしかに話している相手がいて、その相手の手が自分の頭へ伸びている。あらかじめ用意されたモーションではなくHMDのトラッキングにより、相手が自由に手を伸ばして、思うままにこちらの頭に触れている。頭の上で手が動いているのがわかる。相手は微笑んでいる。自分はその時、たしかに可愛がられていた美少女としてナデナデされていた。相手が、美少女の自分のことを、かわいいと思って触れる。そのプロセスが圧倒的リアルな感覚を伴って伝わってくる。「いったいなんで!?」「どうして?」そんな驚きがある。バーチャルの自分もそんな顔をしていたかもしれない。自分が可愛がられているという理解がある。理解してしまう。自分のことをナデナデしてくれている相手を見ることが、mirrorを覗き見るよりも強く今の自分の姿がどうなっているかを感じさせる。自分がいまどうなっているのかを理解する。その時、自分はたしかにVRで美少女になった。自分の遺伝子の中に眠る、美少女だった可能性の情報が刺激され、目覚めてしまう。自分の中に眠る美少女が揺り起こされてしまう。かわいいって思われている。愛されている。ナデナデされている。それらの情報が、本能に眠っていた自分の中の美少女によって幸の感情に変換されていく。うれしい。恥ずかしい。気持ちいい。複雑な感情が激動して綯い交ぜになっていく。バーチャル空間に生まれたエゴと自らのイドが対面する。なにを書いているのかわからないがつまりそういうことだ。そうだ、自分は美少女になりたかったんだ

VRChatで美少女になって頭をナデナデされるという体験は強烈な感動を生み出す。この感動は大した用意も設備もなくともPCさえあれば、わずかな手間暇のみで味わえる。それが伝えられたのならば、この上ない。

ほしいものリスト

 

最近のボカロのすごさをただただ伝えていく

あれから一年たったので、今年のボカロも最高に最高に最高だったことを伝えにきました

最近のボーカロイドがすごいということをただ伝えたい - 稀にライトノベルを読むよ^0^/

こうやっていつもボカロすごいすごい言ってると「すごいのはボカロじゃなくてボカロPでは???」と冷静になってしまった人からツッコミが入るんだけど、自分が一番に伝えたいのは「最近のボカロってクソだよね」みたいなことをこともなげに呟いてるクッソだせえやつらだから、対する言葉は「最近のボカロはすごい」であっているんだ。だから「ボカロはクソ」とか「ボカロはオワコン」とか言われるたびに「ボカロはすごい」を叫んでいくんだ。

まあ能書きはこのぐらいにして、ここから最近聞いてすごいと思ったボカロ曲を紹介していくんで、ちょっくらお時間いただきますよ。おきにのプレイリストには今日はお休みいただいて、スマホでニュース見ながらでもマンガ見ながらでもいいからぜひぜひ聞いていってくださいな。最初は何も考えなくていいから適当に聞いてみて、そのうち何か自分に突き刺さる曲があるはずだ。

 

 

 ロキ / みきとP

ロキ/鏡音リン・みきとP - ニコニコ動画

ある程度じゃなくてもボカロを普通に聞いてる人にとっては「いまさらかよ」ってぐらいには有名な曲だけど、別にいいだろ何度聞いても何百回聞いても最高にイカしててハイになれるんだから。こいつを外すのは絶対にありえない。

ボカロ×Pのデュオが織りなす熱量があふれる最高のロック。ここ2、3年のボカロを取り巻くテーマの1つに「自殺」っていうのがあって、ポジもネガも含めて自殺を歌った曲が増えたしみったれた流れを吹き飛ばすような曲圧はどれだけ聞いても気持ちいい。

トオトロジイダウトフル / ツミキ 

トオトロジイダウトフル - gumi [オリジナル] - ニコニコ動画

ここ1年でデビューしたボカロPで最もいいPは誰かと問われれば、それはツミキにほかならない。デビューするやいなやスピーディーなサウンドとハイレベルな調教でボカロリスナーの心を鷲掴みし、いままで3曲発表してるがどの曲にも一切のぬかりはなく、最高の曲を作り続ける期待の新人である。

その3曲の中でも自分が推すのは2曲目に発表されたこの曲だ。サウンドのキャッチーさもさることながらボーカルの載せ方がすごく気持ちいい。聞いてて自ら歌いたくなる。

イベリス/カフ@ 

イベリス / 初音ミク【MV】 - ニコニコ動画

「またすごい才能がでてきてしまったなあ…」と思った。ボカロPにはよくよく多才というかマルチな才能を持った人が現れるが、今年デビューした「カフ@」もその一人だ。曲、イラスト、MVを一人で手がけてるって時点で超人かなにかかと見紛うが、そのどれもがすば抜けたセンスで作られていてこちらを圧倒してくる。曲単体で見ても音作りの見事さは圧巻である。どんどん移り変わっていく曲調は何度聞いても飽きを生まないし、なにより歌詞が良すぎる!! あらゆるセンスが突き抜けすぎだろ、センスの塊人間かよ

セブンティーナ / はるまきごはん

セブンティーナ / 初音ミク アニメMV - ニコニコ動画

はるまきごはんは化物だ。人じゃないよ、エモさが具現化した化物だよ。
なんで毎回毎回いっつも心が締め付けられるような曲つくれるんだよ。今年発表してる曲はどれもこれもエモーショナルできゅんとするような曲が多いけどゴブリンスレイヤーのEDなんかも手がけててほんと器用でマルチな人だなあと思う。

「メルティランドナイトメア」のクッソあがるリフも半端ないグルーヴ感も「アスター」のエモエモなメロディラインも好きなんだが、悩みに悩んで今回は「セブンティーナ」を推そう。すごく優しい音の展開と胸が締め付けられるような歌詞、そしてラスサビにかけての開放感が最高なんだなあ。これ聞いてちょっとでもいいなと思ったら上記の2曲も是非聞いてみてほしい。どれもよすぎて、それぞれ全く別の魅力があってまったく甲乙つけがたいんだよね。

bin / 猫アレルギー

bin/音街ウナ - ニコニコ動画

至高のウナマスターとはこの人のことを言う。

猫アレルギーという人に驚かされるのはその精力具合だ。昨年のデビューからいままですでに20曲ほどの楽曲を発表してる。しかも全てA面クラスのつぶ曲揃いときた。その楽曲のほぼ全てを歌い上げるのがボーカロイド音街ウナであり、猫アレルギーのあらゆる曲を作り上げる器用さもすごいのだが、ウナのポテンシャルの高さも実感できる。

「ever」や「kick」などの曲もいいが今回はあえて「bin」を推す。キメキメなファンク曲であり、どちらかといえばキュートさがウリなウナ曲の中では異色なクール系の曲だが、しっかりと仕上げられてる。クソかっこいい。かっこよくない?

これを聞いて音街ウナや猫アレルギーのサウンドにハマったらぜひ他の曲も聞いてみてほしい、もっとハマるから。

変梃の市~へんてこのまち~ / HaTa 

【初音ミク】変梃の市~へんてこのまち~【オリジナル曲】by HaTa - ニコニコ動画

ここらでちょっと方向性の違う曲を1曲。

言葉遊びと急な転調が楽しいミクポップ。MVも曲も歌詞もなにからなにまで遊んでいるようで深みがあって面白い。言葉で遊びながらしっかり押韻してるのが見事だし気持ちいいよね。特にサビのリリックよすぎて何度も口ずさんでしまうわ。

 ガランド / ピコン

ガランド ft.初音ミク - ニコニコ動画

じゃあここまでで十分温まってきたと思うので、個人的ここ一年で一番の曲を紹介しましょう。

「ガランド」は100人に聞いたら100人が「かっこいい」と答えるようなハイパーハイセンスな曲だ。あまりのかっこよさに聞くたびに発狂しそうになる。冗談じゃなく、平静を保てないのだ。こんな曲聞いたことない。なにこれ。オサレ度にどれだけパラメーター振ったらこんなものができあがってくるんだ。

とにかく一度聞けば中毒性が高すぎて何度も聞いてしまうことは間違いないだろう。意味不明で意味不明なくらいかっこいい。唯一無二なボカロ曲である。

アイアルの勘違い / 煮ル果実

∴flower『アイアルの勘違い』 - ニコニコ動画

煮ル果実も今年デビューしたばかりの新しいPである。

使ってるボカロはflowerだけのはずなのに複数で歌ってるように聞こえる調声も面白いし、なんなら音使い全部面白い。いろいろガチャガチャさせてるけど不思議と脳裏に焼き付くビートで中毒性が異様に高い。何度ループさせればここから抜け出せるのか。

一夜落花 / 低所得P

一夜落花 / GUMI.初音ミク - ニコニコ動画

初めてこの曲を聞いたときからずっと「この曲が伸びないのはおかしい」と思い続けてる。いい曲なら他にいくらでもある。なのになぜだか、この曲を聞くと、曲が綺麗すぎて、抜け出せないループにハマってしまうのだ。GUMI×ミクの声に中毒性があるのはもちろんだけど、その中毒ボイスが不思議な曲調にどんぴしゃで合致してる。一度聞くと誘い誘われ抜け出せなくなってしまうのだ。

アザレアシティ / 輝星

【MV】アザレアシティ/輝星 feat.初音ミク - ニコニコ動画

最近のボカロシーンがすごいって思うのは、ここ1年ほどでデビューした大型新人が多すぎることにも由来している。「『砂の惑星 』以降」の「ボカロ新世代」みたいなことも言われているが、先に紹介したツミキ、カフ@、猫アレルギーもそうだし、いままでどこに眠ってたのかわからないような才能がどんどん開花していっている。

輝星もメキメキとその才覚を露にしてきた新人の一人だ。新曲が発表されるたびに新たな一面が見て取れ、どんどん注目されてきているPだが、自分はそんな輝星の曲のなかでもアザレアシティがめちゃんこ好きなのだ。どうしようもない気持ちの奔流が歌になって、涙みたいにボロボロと紡がれる。よすぎないか?????

かいしんのいちげき / 天月

youtube版は本人歌唱

かいしんのいちげき! / 初音ミク - ニコニコ動画

ここで一転明るくポップな恋曲。

サビの破壊力が素晴らしい。ゲーム的なフレーズであくまでライトに抑えつつも、勢いは特大で、聞いててただただ楽しい。曲中で言われる通りありきたりなラブソングだけど、そのままで突き抜けてて恋愛応援ソングとしてこれ以上ないきらめきを放ってる。間奏の演奏部分もすごくすき。

メンデーナ / しじま

 メンデーナ/花とミク - ニコニコ動画

しんどい。しんどい。シンプルなメッセージ性でひたすらたたみ掛けてくるのがどうしてこんなにしんどいのか。

特に2サビ以降どんどんどんどん感情がこぼれてあふれ出していくみたいに徐々に強くなっていくのがもうひたすらにしんどい。そして音の作りはとことん優しいっていうね。おい、こんなの泣いてまうやろ。控えめに言っても最高すぎる。

Lust Blue / R Sound Design

Lust Blue/逆音セシル - ニコニコ動画

「これは人の歌唱を機械音声風に加工した歌です」と言われたらそのまま信じ込んでしまうだろう。ボカロではなくUTAU曲だが人の歌唱とほとんど遜色ない調教で聞き入らされる。Rさんの曲はこの他にもいい曲だらけで紹介する曲に迷うが、これはUTAUというだけで聞いてない人も多そうなのでここで紹介しておきたい。他には「flos」がめっちゃおすすめなのでぜひ聞いてほしい。

弦 / koyori/電ポルP

 

弦 / LUMi - ニコニコ動画

LUMiは昨年発売された新しいボカロで、まだ曲は少ないのだけど、この曲を聞いたら「ああ、これはキテるな」と感じる。電ポルPのゆったりとしたメロディにフィットする気だるげながら聞き取りやすい声。ルカみたいな声だけどGUMIの生歌感があるいいボカロだと思う。これを他のボカロが歌ってるところが想像しにくい。

電ポルPの曲はわりとクセが強いが、このクセの強さがクセになる。ダルっとしながら熱さを秘めてるいいロックだ。

悪魔の踊り方 / こんにちは谷田さん

悪魔の踊り方 / こんにちは谷田さん feat. 鏡音リン - ニコニコ動画

まじでクソださくてそれ故にクソイカしてるボカロックがこれだ。

この曲はMVもしっかりみてほしい。ダサさを感じてほしい。キモさを感じてほしい。でもこのダサキモい感じが最高なんだよ!! わかるだろうか? わからなくていい、いやわかってほしい。この曲が万人にウケてほしいとはけして思わないが万人に聞かせたい曲なのは間違いないのである。

ローディストピア / まふまふ

ハローディストピア/まふまふ feat. 鏡音リン・レン - ニコニコ動画

ここで死ぬほどハードでポップなナンバーをば。

「メリーバッドエンド」と合わせてちょっとしたストーリー性のある楽曲になってるが自分は断然後編であるこの曲が好きだ。キャッチーな要素をこれでもかと詰め込んでいて電脳麻薬的な風味まで感じる。スピード感にはちきれんばかりの高音と電子音の波は「これぞボカロ曲」と言えるがなんと本人歌唱verもあるから驚きである。

ANIMAる / 梅とら

【グミリン】ANIMAる【オリジナルMV】 - ニコニコ動画

梅とら×ギガPのビッグネームが手がける新曲はそのビッグネームに恥じない最強にアゲアゲな曲だ。重厚なサウンドと小気味よいグミリンの掛け合いが癖になって死ぬほどアガる。やばい。

梅とらPの曲はどれもそうだけどビートが良すぎて踊りだしたくなるよね。踊ってみたの多さも納得である。なんか気分がアガらない時に聞きたい強壮剤のような曲だ。

 ダンスワナビーダンス / しーくん

ダンスワナビーダンス / flower 音街ウナ - ニコニコ動画

今、自分が最も推してるボカロPがしーくんである。flowerの使い方がめちゃくちゃ上手くてファンキーなサウンドとの相性も抜群でなんかもう「しーくんはいいぞ」しか言えんわ。そんな最推しなしーくんの曲のなかでも激推ししてるのがこの曲。ウナとflowerの調教がよすぎて困るわ。ちょっとしっとり目の調教のウナと合わさってflowerのショタっぽさが一層際立つんだよなあ。flowerソロでいい曲も多くて「シニヨンの兵隊」とか最高なんだけど、ウナと組み合わせることによってそれぞれの良さが引き立てられててほんと好き。好きすぎる。何百回リピしたかわからない。墓穴まで持っていきたい曲の一つだ。

天使だと思っていたのに / 鬱P

【初音ミク】 天使だと思っていたのに 【オリジナルMV】 - ニコニコ動画

激烈にヘヴィーなラウドロックである。そしてヘヴィーな鬱曲でもある。

聞いてるこっちも叫びたくなるんだよ。泣きたくなるんだよ。魂が揺さぶられるんだよ。ミクの悲痛な声がどうしようもなく心を揺さぶってくる。みんなが普通にできることができない。つらすぎる。すごいことがしたいわけじゃない。みんなができること、あたりまえのことがしたいだけなのに、それが、できない。多くの人が共感できるストレートな詩だが、これほど効果的なサウンドに載せれるのは鬱Pだからこそだろう。

歪んだプロポーズ / Concri

歪んだプロポーズ / GUMI - ニコニコ動画

Concriもここ1年に現れた新人Pの一人だ。力強いファンクビートがすごくいい。ファンクいいよね。いい……。特にラスサビ前のとことか最高なんすよ……。歌詞も素敵すぎるわ。

もともとファンクビートがすごく好きなんだけどボカロでファンクな曲があんまりなかったのがどんどん増えてきてうれしい。

カトラリー/有機

カトラリー/初音ミク - ニコニコ動画

ボカロに限らずR&B調の曲が流行ってきてるけど、その中でも「カトラリー」は完成度が高い。こういう調子の曲はボカロより人間に歌わせたほうがハマりやすくなりがちだと思うけど、これはミクさんの声がしっかり調和してて耳に残る。サビへの展開の仕方と最後の余韻が特に好き。わかるかなあ、わかりませんか?

あとカトラリーとすごく似た感じの曲なんだけど「【オリジナルMV】淡水魚は息を殺して【初音ミク】 - ニコニコ動画」も個人的に好きで、サビの感じはカトラリーよりも好き。こういうジャンル好きな人は是非聞いてみて。 

Egoism / 春野

Egoism/初音ミク - ニコニコ動画

元々「深昏睡」や「nuit」などスローテンポでしっとりとしたエレクトロニカで人気を博したPだが、新曲の「Egoism」で殻をぶちやぶってきた。心地の良いメロディは他の曲と共通しているがいままで全く違うリズムで、すっと耳に入ってくる。激しくはないのだけど動きがあって、春野ワールドへと徐々に誘引されていくような、そんな不思議な曲だ。

以心伝心 / jon

以心伝心 / IA - ニコニコ動画

タイトル的にもMV的にも東方の古明地こいしのキャラソン。なのだが、実はイラストだけ見て古明地こいしと気づかずに作ったんだとか、ほんとか?

まあそんな事情の曲なので東方知らなくても聞けるし、東方知ってたら歌詞で勝手に妄想して楽しめる。歌詞がほんといいんだよね。すーっと心に入ってくる。きれいで、透き通っていて、落ち着くいい曲。

夏が終わっていきますね / 100回嘔吐

夏が終わっていきますね/音街ウナと初音ミク - ニコニコ動画

夏の終わりを歌う曲は数あれど、その中でもこの曲は切なくも楽しく賑やかに終わりを歌い上げていてすごく前向きになれる曲。迫力ある演奏がめっちゃいいすごくいいとてもいい。歌詞とかわりと切ない感じなんだけどメロディはまっすぐなんだよね。それが終わりを噛み締めながらも前を見ている感じがしてすごくいい。聞き終わったあとがすごく爽やかな気持ちがして最初から最後まで楽しんで聞ける。 

100回嘔吐は今年彗星のごとく現れた大型新人アーティスト「ずっと真夜中でいいのに。」の『脳裏上のクラッカー』のアレンジもつとめている。そちらも死ぬほど名曲なのでよければ是非

 ビビッド / あめのむらくもP

【GUMI】「ビビッド」 あめのむらくもP - ニコニコ動画

前向きな歌詞と高揚感溢れるエネルギッシュなメロディで精神が浄化されていく……。あめのむらくもPの曲は短い時間でしっかりストーリーを作ってきてくれる。アニメのOPとかにそのまま使えそうだよね。アニソン好きはハマるんじゃないかな。自分は超好き。

アウトサイダー / Eve

youtube版は本人歌唱

アウトサイダー / 初音ミク - ニコニコ動画

Eveってやつはかっこいい曲しか作れないのかよ~。なんだよこれ良すぎるわ。

いやほんとこの曲に関してはかっこいいしかいえない…つらい…。つらすぎる…。どの曲もクッソかっこいいんだけど「アウトサイダー」がいいのはラストへかけての展開の仕方だよね。「ドラマツルギー」のCメロのハッとさせるような展開のさせかたも激エモだったけどこっちのぶわっとするようなラスサビへの入りと最後の盛り上げも捨てがたい。総じて最高すぎて一度聞いたら死ぬ。

 ジャガーノート / 夏代孝明

youtube版は本人歌唱

ジャガーノート / 初音ミク - ニコニコ動画

「星が砂に変わってしまったんじゃない 僕の心が砂で出来ていたんだ」

夏代孝明による砂の惑星アンサーソング。ミク曲だけど最後にあるリンとルカのパートがまたいい…!!
正直、自分がこういう記事で百ぺん繰り返すよりこの1曲を聞いてもらったほうがずっとずっといい。ボカロは今も昔も変わらずいい曲が出続けてる。変わってしまったのはボカロじゃないんだ。初めての音色に溶かされて、胸が熱くなったあのときから何も変わってはいないんだ。

フォボス / wotaku

フォボス / wotaku feat. 初音ミク - ニコニコ動画

クソおしゃれ枠はいりまーす。イントロきいて! イントロよくない!?
このイントロ聞いただけでなんかウキウキしちゃうもん。詩のセンスもリズムの取り方もすっごいおしゃれ。こういう曲はほんと延々リピートして聞いてられるからいいんだよね。耳が飽きない。
なぜこんな素敵な曲が埋もれてしまっているのか、もっと評価してあげて。

東京ニルヴァーナ / Virgin Noize

東京ニルヴァーナ / 鏡音リン・レン - ニコニコ動画

「リピートアフターミー」が狂おしいほど好き。これ理解してくれる人いる?

最初に聞いた時は、そんなに良い曲とは思わないかもしれない。クソ曲かよって思うかもしれない。でもなぜだか、もう一回聞きたくなるんだ。2回、3回、何度リピートしても止まらないんだ。この謎の中毒性を理解してほしい。最初は1回流して聞くだけでいい。理解できる人はまたここに戻ってきてほしい。

劣等上等 / ギガ

Giga - 劣等上等 ft.鏡音リン・レン【MV】 - ニコニコ動画

ギガによるマジカルミライテーマソング。はいそうなんですよ、去年はミク10周年だったけど今年はリンレン10周年なんですよ。これまでの紹介した曲もリンレン多めだし、今年は10周年の影響かリンレン曲自体多かった印象。
この曲の生き生きとしたリンレンの声ちゃんと聞いた? これ聞いて盛り上がらないリンレンファンはいないでしょ。リンレンファンじゃなくても体が沸き上がる熱いビートが至高。聞いたら一発でテンションガン上がりですわ。

Plum / No.85

Plum / 初音ミク【MV】 - ニコニコ動画

だれかNo.85をもっと評価してやってくれ……!!
No.85もまた今年デビューしたての新進気鋭のボカロPである。演奏のレベルがすごく高くてギターもベースもドラムもくっそかっこいいの。なんでこういう才能がぽこぽこ湧き出てくるんだ。自分が知らないだけで日本人の過半数は作詞、作曲、楽器、歌唱、動画作成スキルを持ち合わせたりしてるんだろうか?

ヘモグロビンガール / 雲丹

ヘモグロビンガール feat.鏡音リン/雲丹 - ニコニコ動画

雲丹は最近デビューしたてほやほやのボカロPである。断言してもいい、雲丹は伸びる。技術だけの話ではなくリスナーの心をしっかりつかめてる。リスナーが思っている「こういうリズムがいい」とか「こんな歌詞がいい」みたいなツボをうまく刺激してくる。気がついたら曲の虜にされてしまうのだ。みんなもはやくこの曲を聞いて気持ちよくなろう。

 ヒトヒトシイ / 絶海

【初音ミク】ヒトヒトシイ【オリジナル】 - ニコニコ動画

あああああ~よすぎるうううううう。サビへの転調よすぎるううううううう。このどちゃくそ不安定な感じよすぎるうううううううう。心の中身全部吐き出すような詩のたたみ掛けが本当に気持ちいい。こんな聞いててゾクゾクぅ~ってする曲なかなかないよ。テンションあがりすぎておかしくなる。良すぎないか本当に…。

アディショナルメモリー / じん

【初音ミク】アディショナルメモリー【オリジナルMV】 - ニコニコ動画

カゲロウプロジェクトって存在を知ってても知らなくてもこの曲は聞いておくべき曲だ。独自の世界観を築いてるボカロPは多いが、やはりその中でもじんは格が違う。自分の世界観に思い切り引き寄せてくる。吸引される。音は全部気持ちいい。ガツンと揺さぶられる。誰もが心に抱いているストーリーにいともたやすくアクセスしてくる。すごい。

しかしロキで自殺というテーマをぶちやぶったあとにカゲプロというボカロ界のビックコンテンツが自殺というテーマを描いていて、まだまだこのテーマの曲は続きそうだなと思った。

くたばろうぜ / Neru

[MV] くたばろうぜ / Neru feat. 鏡音リン & 鏡音レン - ニコニコ動画

なんでみんな自殺とかスーサイドとか言い始めたのって、間違いなくこいつのせいだよ。
いやまあNeru自体は昔からリスナーが心配になるくらいの鬱曲作りまくってたから、たまたま今の時流に曲のテーマが合致しただけかもしれないけど、一番死のう死のう言っているのがneruだからね。最近なんてOmoiとかナユタンまで自殺匂わせる歌詞入れてたしね。

それにつけても、このくたばろうぜという曲の共感性の高さは異常だ。共感できる歌詞しかない。ただ切実ではない。ネガってはいるが、あくまでポジティブだ。エネルギッシュではないが、ひたむきだ。そのまんま自分たちのことだ。弱者による弱者の歌だ。

僕はまだ死ねない / 164

僕はまだ死ねない/164 feat.初音ミク - ニコニコ動画

はじまってから最後まで、全てがタイトルに集約していく曲。サビのぶわっとする感じが好きで好きで…。演奏もだけど特にミクの声が裏返ってるんだよね。ぶわーって。めっちゃぶわーってなる。溜め込んでたものを一気に溢れ出せる素晴らしい曲。

死について / シャノン

MV「死について」/ GUMI - ニコニコ動画

シャノンもデビューから間もないボカロPだ。特筆するべくはその展開の仕方だ。1曲の中で変化していく曲調が音の感じが独特で全部良くて圧倒される。こういう感じの曲もあるんだなあ。音のセンスも抜群でついつい何度も聞いてしまう。 

スーサイドリピーター / 名無

スーサイドリピーター / 名無(Namu)feat.初音ミク - ニコニコ動画

ドラムの感じといい、攻速なテンポといい、kemu_boxですか? ってな感じの曲だけど、全くの新人です。
kemu曲の重いサウンドと比べてしまうとちょっと軽く聞こえてしまうかもしれないがサビ前の怒涛の盛り上げとか素敵でよいと思います。間奏の演奏よすぎなんだよなあ。ボカロよりは人に歌わせたほうがぐんと映えるタイプの曲だとは思うけど、これからどんな曲出していくかに期待がかかる新人の一人である。

アマテラス / HarryP

アマテラス / HarryP feat.初音ミク - ニコニコ動画

 爽やかな感じだけど歌ってる事自体は重めなミク曲。また自殺してるよ。
これ、なんだかすごくいい曲なんだよね。気がついたらサビを口ずさんでるんだよね。なんだろう、「おお、すごい」って思うような曲ではないんだけど、メロが気持ちよくて、ついつい歌いたくなるような曲。 

残響ノイズ / ミクミク向上委員会

残響ノイズ / 初音ミク - ニコニコ動画

サビのミクさんボイスが良い。これ良すぎない?
荒いけど耳に残るいい曲なのよな~。ひたすらサビだけずっと聞いてたいタイプの曲だよね。ミクスキーにはたまらんと思うよほんと。

大逆転 / くまP 

【初投稿】大逆転 / くまP feat. 初音ミク - ニコニコ動画

初投稿でこのクオリティですよ。やっぱり最近の新人化物多すぎない??
ギターがめっちゃかっこよくて好き。あと「コップグラスに少しの水を」ってフレーズ大好き。わからない?わかって。

ぼんじんパレード / 和田たけあき

ぼんじんパレード / 音街ウナ - ニコニコ動画

この曲の歌詞がたまらなく好きなんだよな。みなさん学生時代授業中に好きな曲の歌詞を写経したりした経験ありませんか? 自分はある。めっちゃある。そしてこの曲の歌詞とかめっちゃ写経したい。「空っぽの君を認めなよ」うう~~好き。
サビがすごいノリノリですごく歌いたくなる。というかカラオケで毎回歌うわ。最近のカラオケはボカロ曲充実しててありがたい。みんなも一緒に歌おう、高らかに。

ばけものぐるい / ユリィ・カノン

ばけものぐるい / GUMI - ニコニコ動画

去年も延々リピしまくってたユリィ・カノン曲。今年もほんと嬉しくなる新曲が多くて多くて、どの曲も鬼リピしたけど、今年一番何度もリピートしたのはこの「ばけものぐるい」かなあ。
ラスサビ前のパートが気持ちいい。そこだけ無限に聞きたい。難しい単語ひたすら並べる感じも厨ニ心をくすぐられるんだよなあああ好き。心を厨ニに戻して聞きたい。

ケガレの唄 / 羽生まゐご

ケガレの唄 / flower - ニコニコ動画

さて、羽生まゐごの良さを一言で説明すると「どこを切り取っても魅力的」なところだろう。和風のサウンドで構築された世界観は歌い出しから始まってラストに至るまでゆるやかに変異し、聞くものをどこまでも楽しませる。ではこの「ケガレの唄」を聞いてみてください。あああああ好きすぎるううう!! 動画の全箇所に「ここすき」ってコメント付けたいわ、迷惑だからしないけど。
特にラスサビは何度聞いても涙腺が刺激される……。flowerが紡ぎ出す儚い感じがたまらないんだ。

プレシャスジャンク / 蜂屋ななし

Original, 初音ミク・GUMI/ プレシャスジャンク - ニコニコ動画

正直ここまでで、十分紹介しすぎて多すぎるくらいになってるからそろそろ終わっておきたいけど、これだけはどうしても聞いてほしいから紹介させてくれ!
聞いたらわかるでしょ! すっごく元気でかわいくてとびきり楽しい曲なんだよ!
ちょっと寂しげでありながらも、辛いこととか吹き飛ばすような明るいメロディが最高なんだよ!
聞いてたら元気になれる、多くの人に何度も何度も聞いてもらいたい楽曲の一つだ。

哀の隙間 / MIMI

哀の隙間 / 初音ミク - ニコニコ動画

この透き通ったピアノの音色がたまらない。MIMIの曲はどれもこの綺麗なピアノの旋律が素晴らしいのだけど、なかでもこの「哀の隙間」はイントロからぐっと心をわしづかんでくる。全体的にかなり抑え込んだ感じの曲になっていて聞いてるだけで胸が苦しくなる……ううっ。抑え込みながらもあがっていくラスサビがまた堪らない。

ビューティフルなフィクション / ピノキオピー

ビューティフルなフィクション / 初音ミク - ニコニコ動画

すごい映画とか、やばい漫画とかめっちゃいいアニメとかボカロやその他の楽曲も含めた素晴らしい創作があるから生きれてる。我々はフィクションを摂取して生きている。毎度毎度ピノキオピーの曲は歌詞への共感が深すぎるんだよな。言いたいこと全部言ってくれる。だから気持ちいい。楽しい。美しい。今回の曲もすごく美しい曲だ。ピノキオピーの普段から考える何気ないこととかを、美しく尊いものに仕上げるセンスはオンリーワンだと思う。

 

 

なんだかんだですごい曲数になってしまった。しぼりにしぼったんだけどな~。今年すごい曲多すぎるよ。最高かよ。
はてなブックマークtwitterでもたまに曲紹介しているので興味ある人はそっちをフォローして。紹介しきれないけどまだまだいい曲たくさんあるから

https://twitter.com/numenunu

http://b.hatena.ne.jp/nunnnunn/VOCALOID/

 

最近のボーカロイドがすごいということをただ伝えたい

最近のボーカロイドがすごい。なにがすごいって良い曲が出過ぎてすごい。すごい。とにかくすごい。
かくいう自分はニコニコ最初期には夢中だったものの、そのあとニコニコの衰退と共にゆるやかに遠ざかり何年もボカロなんて聞いていなかったのだがちょうど一昨年くらいかな? それぐらいの時期にPSVitaで出たミクの音ゲー初音ミク -Project DIVA -F2nd』の曲がやたら懐かしい曲ばっかりだったものだから買って遊んでみて、「やっぱり良い曲だな〜」って、遊び足りなくなってユーザー投稿の譜面遊び始めたら最近の曲でもすごい良い曲多いでやんの。
それで新しい曲にも注目し始めて、でもまだ新曲聴き漁ったりまではしてなかったのだけれど、今年発表されたハチの『砂の惑星』で完全に火をつけられた。ボカロすげー!!すげー!! もっと良い曲ないのかっていろいろ聞きまくった。

ハチ MV「砂の惑星 feat.初音ミク」 - ニコニコ動画
そうしていろんな曲聴いて、すごい曲いっぱいで最近のボカロすごいって自分で勝手に思ってたんだけど、残念なことに世の流れ的にはボカロはもうオワコンみたいな空気で、実際良い曲でも再生数全然伸びてなかったりするんだよね。
自分が聴いて良かった曲は他の人にも聴いてほしいし、ここ1年くらいで発表されたボカロ曲で良かったものを有名無名問わず紹介していくことにする。
まあこんな駄文は流し見していいからとりあえず聴いてくださいよ。なにせしぼりにしぼってもこの記事で紹介する曲だけで1時間はくだらないんだから。気に入ったPの他曲まで聞き始めたら何時間あったって足りないんだからまず1曲再生してみてほしい。そんなわけでまず一曲。

ぼくらはみんな意味不明/ピノキオピー


【初音ミク】ぼくらはみんな意味不明【オリジナルPV】 - ニコニコ動画
ミクとゆっくりと本人の歌唱が奇妙なハーモニーを奏でるピノキオピーの楽曲。
聴いてて心地よい曲調なんだけどところどころ力強くなるサウンドと強いメッセージ性がほんと染みる。特にラスサビ前の「ないないない」って連呼するパートが良すぎて涙がでる。ラスサビ前だけなんども繰り返して聞きたい。聞きながら叫びたい。ラスサビ最後の部分も気持ちいい。ピノキオピーの楽曲はメッセージ性強いものが多いけど肩こりすぎてないのが良い。聴いていて楽で、気持ちよくて、自然と涙が出て、何度も聞きたくなる。


コバルトメモリーズ/はるまきごはん


コバルトメモリーズ / 初音ミク アニメMV - ニコニコ動画
2017年の自分のボカロ界隈で一番収穫だったのは、このはるまきごはんという人を発見できたことだと思う。
ミクの舌足らずな感じの調声が独特で、かわいさと綺麗な感じが見事に同居している。MVのアニメも本人が作っているというのだから驚きだ。同時にこれだけクオリティ高い曲やアニメが伸びないのが今のボカロ界隈なんだと愕然としてしまう。誰でもいいからこの独特で耳に残るミクの声を聴いてくれ。誰でもいいからこの果てしなく綺麗で印象に残るアニメMVを見てくれ。こんなにも良い曲が、ここまで注目されなくていいわけがない。


スーサイドパレヱド/ユリイ・カノン


【MV】 スーサイドパレヱド / GUMI 【オリジナル】 - ニコニコ動画
数年前に一世を風靡したボカロPにトーマという人がいて「バビロン」や「エンヴィキャットウォーク」などの名曲の数々を残して前線から消えてしまったのだが、この曲を最初に聞いた時、自分はトーマが復活したのかと勘違いした。ロリ目なGUMIの調声やハイテンポなメロディ、独特な世界観を形作る歌詞、そして驚異的な中毒性のあるサウンド。MVの雰囲気も曲とぴったり。特にラスサビの繰り返しはかっこよすぎて震えるくらい。3曲目にこの曲を紹介したのは失敗だったかもしれない。トーマのような楽曲が好きな人なら、一度聞いたらついリピートをオンにしてしまうだろう。是非脳内に歌詞が焼き付くまで聴き込んでいただきたい。


あいまいなエアライン/歩く人


あいまいなエアライン / 初音ミク - ニコニコ動画
ここらで一旦ゆったりとした曲を紹介。しゃかしゃかした電子音が耳に心地よいかわいいミク曲。
開幕はただゆったりした曲と見せかけラストにかけてじっくり盛り上がっていきラスサビに繋がる。こういう曲の感想に長々とした言葉はいらないだろう。一言だけでいい、ただ一言、「好き」この曲好き。ほんといい。好き。なんでこんな不思議でかわいい曲作れるんだろう。こういう曲はボーカロイドならではと思う。


匿名/人間合格


【初音ミク】匿名【オリジナルMV】 by 人間合格 VOCALOID/動画 - ニコニコ動画
このピコピコしたメロディとゾクゾクっとしたかわいさのあるミクの声とかっこよく印象的な歌詞と音の使い方とこのシンプルな曲名と……用は全部好き。
ピコピコサウンドは人によって好みが分かれそうだけど自分はこれが好き。これぐらいがいい。
不意打ちのように現れるラスサビも良さみが深い。この曲を聴きながら歩きたい。街中を闊歩したい。曲の世界に浸って街を歩きたい。


HAPPY SHAPE/蜂屋ナナシ


Original, 初音ミク・GUMI/ HAPPY SHAPE by 蜂屋ななし VOCALOID/動画 - ニコニコ動画
このハイセンスなMVを見てくれよ。こんな曲いままでに他にあったか?
どこか狂気的な風味でありながら人を引きつける魅力がある。見事に調和したミクとGUMIの声も素晴らしくて、これ以外にないという確信をくれる。
なにもかもがめちゃくちゃにかっこいい。英語のラップ部分の調教もすごい。センスが溢れ出している。なんでこんなセンスある音作る人がそこら辺にごろごろしているのか不思議で不思議で仕方がない。


スターナイトスノウ/n-buna × Orangestar


【初音ミク】 スターナイトスノウ 【オリジナル】 by n-buna VOCALOID/動画 - ニコニコ動画
「SNOW MIKU 2017」テーマソング。かわいくて切ない曲で支持を集めるn-bunaと、どこまでも爽快で突き抜けて気持ちよい曲に定評のあるOrangestar。どちらもここ数年で一躍ボカロシーンのトップに躍り出た新進気鋭のボカロPだけど、そんな二人をコラボさせるって雪ミク公式はわかりすぎかよ。
超絶贅沢なコラボユニットの名に恥じないとびきりかわいくて雪がふるのが待ち遠しくなるような曲。かわいいミクの調教はn-buna定番のものでメロディの気持ちよさはOrangestarっぽさが出てる。特に良いのはやっぱりサビ。かわいすぎ。ミクはこういうかわいい曲歌わせれば無敵だよなー。


ダンスロボットダンス/ナユタン星人

ダンスロボットダンス / 初音ミク by ナユタン星人 VOCALOID/動画 - ニコニコ動画
ニコニコのボカロシーンは全然終わってなんかいないということを示すのに多くの労力はいらない。このナユタン星人の楽曲を聞かせるだけで、ニコニコの新しいボカロシーンを味わえるだろう。
セガの「Project DIVA」シリーズも『ゴーストルール』や『砂の惑星』を採用したのは良かったけど、今のボカロシーンを彩るPの一人としてナユタン星人の楽曲はぜひとも採用してほしかった。彗星のように現れて多くの人気をかっさらい、今や多くのコラボ楽曲などを手がける有名Pの一人。この曲はそんなコラボ楽曲の一つでありスマホゲー「#コンパス」のテーマソングとしてテレビCMにも起用され、聞いたことのある人も多いのではないかと思う。
中毒性のあるメロディと歌詞で口ずさみたくなるようなキュートなサビも唯一無二。中毒者続出の理由は聞けば分かるに違いない。


∞まわる∞/カルロス袴田


【ミクウナ】 ∞まわる∞ 【すし】 by カルロス袴田 VOCALOID/動画 - ニコニコ動画
田中あいみの声をベースに制作された新ボカロ「音街ウナ」はまだ発売されて間もないにもかかわらず多くの楽曲が発表されている。このカルロス袴田もすっかりウナのPとして有名になった人の一人で、ウナの良さを存分に引き出している。超超超明るくて可愛くてネタたっぷりのこの曲を聞けばウナの良さを一発で理解できるはずだ。このうるさいくらいに叫びまくるウナがほんとかわいい。ミクとの相性もばっちり。あと寿司たべたい。サイゼもいきたい。


フィクサー/ぬゆり


フィクサー / flower - ぬゆり by ぬゆり VOCALOID/動画 - ニコニコ動画
かわいさが特徴のウナの一方でかっこよさで人気を集めている新ボカロが「v_flower」である。女の子ボイスなのだが、少年っぽさが強く、いままでにあったどのボカロにもないような声だ。ロック系のかっこいい曲などと相性がよくて、この曲もやっぱりめちゃくちゃかっこいい。静かで落ち着いているようにみえて、すごい情熱を秘めている。そして「ぱりら」の中毒性。このぬゆりの曲はどれも底抜けにかっこよくて聴いて一発でリピートリスト行きするようなのばっかりなので他の曲も是非聴いてみて欲しい。


雨とペトラ/バルーン


雨とペトラ/flower by 須田景凪│バルーン VOCALOID/動画 - ニコニコ動画
続けてかっこいいflower曲。このバンドサウンドがひかえめにいって最高だよね。全体的にレベル高いけど個人的には特にドラムが好き。ドラム入りの曲はやっぱりかっこいい。サビとか叫びたくならない? なるよね?
惜しむべくはバルーンはボカロPとしてじゃなくて個人としての活動を始めてしまったところ。米津玄師もそうだけど、才能ある人がどんどん次の舞台に羽ばたいていくのは仕方がないといえば仕方ない。しかしこういう才能がたくさん生まれる土壌にあるのだから、ボカロ界隈自体がもっともっと大きくなれる可能性もあるはずだ。


インナーダーク/TOKOTOKO


[GUMI] インナーダーク / TOKOTOKO(西沢さんP) by TOKOTOKO(西沢さんP) VOCALOID/動画 - ニコニコ動画
曲の流れ的にも、個人の好み的にもここはとりあえずこの曲を推すけど、この曲自体は先に発表されたミク曲「ハングリーモンスター」と対になっているので是非「ハングリーモンスター」の方も聴いてほしい。2曲合わせて歌詞の深さが10倍くらい深くなる。かるく埋まれる。
サビの歌詞がすごく好き。滔々生きる感じがして前向きになれる。


エイラ/宮下遊


エイラ/GUMI by 宮下遊 VOCALOID/動画 - ニコニコ動画
独特のリズムと調教がクセになる楽曲。ささやくようなGUMIボイスが良き。
なにが最高かって、サビの一節だよね「殺してといったね」これだけで曲が成立するぐらい。圧倒的好き感ある。何度も懸命にシャウトしたい。
こういう曲があるからボカロ漁りはやめられないんだよなー。


別にいいけど。/古池ゆうすけ


【初音ミク】別にいいけど。【古池ゆうすけ】 by 古池ゆうすけ VOCALOID/動画 - ニコニコ動画
この曲、メロディも調教も歌詞も最高に好きすぎて、好きがアレになるレベルでアレなんだけどさすがにこの再生数は評価されなさすぎだと思います。
めっちゃアレじゃない? 良くない? ほんと、これ嫌いな人とは友達になれなさそうなレベル。
サビとか好きなところしかなくて良さを説明するのが難しい。とにかく良い。めっちゃカラオケで歌いたい。


常世/ATOLS


【初音ミク】 常世 【オリジナル曲】 by ATOLS VOCALOID/動画 - ニコニコ動画
自分の貧困なボキャブラリーではこういう曲に対してすごいとしか形容できないのだけれど、普段から音楽聴いている人はどういう評価するだろうか。
こういうボカロPを闇芝居のEDに起用してほしい。間違いなく広く受け入れられるタイプではないのだけれどもっと評価される場所はあるはずな才能を感じる。
このサウンド聞いたらそれまでにどんな曲聴いてもこれでリセットされてしまう。プレイリストに忍ばせておきたい。


恋しているのさ/夏代孝明

恋しているのさ / 初音ミク by 夏代孝明 VOCALOID/動画 - ニコニコ動画
はいかわいい。勝利。
夏代孝明は最近だと「ニア」とかも人気あって良い曲でなんかしっとりした曲作る人ってイメージあったけど、こんな超絶プラチナクラスにかわいい曲も作るっていーがーいー(はぁと
おっさんでもハートマーク使いたくなるくらいかわいくてみんな踊りだす曲。ちゃんと聞いてるの?
お前らもヘビロテしてサビで腕ぐるぐるしろ!!


お気に召すまま/Eve

お気に召すまま / 初音ミク by Eve VOCALOID/動画 - ニコニコ動画
2017年のボカロ界隈を象徴する一人をあげるとすれば、それはEveに違いない。
もともと歌い手として動画を投稿していたけど2016年末にボカロPとして楽曲を投稿してからスマッシュヒットを連発している。
我を忘れて踊りだしたくなるようなサウンドで聞いてて大変心地よい。特にこの曲はギターが最高。
がんがん首を振って汗を垂らして踊りたい。


ラクルショウタイム/OSTER project


【初音ミク】ミラクルショウタイム【オリジナル曲】 by ふわふわシナモン VOCALOID/動画 - ニコニコ動画
「ミラクルペイント」から10年。OSTER projectの集大成的曲。
歌詞やメロディの随所に10年分の楽曲が詰め込まれていて多幸感が溢れてる。
「ミラクルペイント」で人気を集めたミクのスキャットも健在。
divaXの「はじめてのメロディー」で披露されたクリプトンボカロ勢揃いのミラクルペイントもめちゃくちゃ感動したけどこの曲も最高。すごく明るくてすごく幸せなのに、なぜだか涙が出てくる。


病名は愛だった/Neru & z'5


[MV] 病名は愛だった / Neru & z'5 feat. 鏡音リン & 鏡音レン by Neru VOCALOID/動画 - ニコニコ動画
リンレンを使わせたら右に出るものなしのNeruによる安定のリンレン曲。
リンの調教がかわいすぎると思います。
Mixの技術がすごすぎて素人にはとても真似できないしカラオケでも歌えないのが玉に瑕。
この曲と逆のニュアンスでピノキオピーが「シックシックシック」を発表しているのが面白い。間違いなくこの曲へのあてつけだろ。


シルバーワープ/みやけ


シルバーワープ - GUMI MV by みやけ VOCALOID/動画 - ニコニコ動画
重いけどかっこいいGUMI曲。抑圧されたところから解放される感じがいい。サビの前の溜めに全てもっていかれる。
GUMIの調教も素敵。こういう曲好きだろ?なあ。


たりない/mao sasagawa


たりない / 初音ミク by mao sasagawa VOCALOID/動画 - ニコニコ動画
しっとりミク曲。ミク10周年だけあって今年はミクの良曲多い。ミクはメンヘラ曲が似合うね。
病んでる感じの歌詞がボカロ聞く層には刺さっているのか、刺さっていないから衰退うんぬん言われているのかは不明。
ただこういうしっとりした曲は肩肘はらずに聞けて良いね。
余談だけど、こういうポストロックなボカロ楽曲のことをポストミックというらしい。かわいいね。

帝国少女/R SoundDesign


帝国少女/初音ミク by R Sound Design VOCALOID/動画 - ニコニコ動画
続けてしっとりおしゃれなミク曲。
耳に残るメロディがいい。落ち着く。ラスサビ明け良すぎる。しっとりした曲を連続して聞くと、だんだん語彙力が死んでいく。良き……。


ゴールテープルーパー/ろくろ


ゴールテープルーパー/flower by ろくろ VOCALOID/動画 - ニコニコ動画
v_flowerのかっこいいロック曲。少年声のv_flowerはやっぱりかっこいい曲が似合う。なかでも低音バリバリのロックは格別。
聞いているうちに気分もあがって体温まであがりそう。熱量がすごい。魂搭載してる。
ろくろは今年デビューしたばかりのボカロPだが新曲の度に新しい側面が見れて今年一番期待のボカロPだと思う。


トーキョー・ミクサー/紫嶌 開世


トーキョー・ミクサー/花とミク by しじま VOCALOID/動画 - ニコニコ動画
この曲は是非ラスサビまで聴いていただきたい。最初のサビからテンション高すぎてやばいのだけれどラスサビはさらにアガりますから。
ミクとv_flowerは対比させるとv_flowerがほんと男声みたいに聞こえるけど重ねるとすっごい合うのね。サビなんて混ざり合ってやばい化学反応起こしてる。
そして最後のサビがハチャメチャにロック。最高の気分だ。


テオ/Omoi


『テオ』 / 初音ミク - Omoi by Omoi VOCALOID/動画 - ニコニコ動画
超高音域のボカロと重厚感のあるロックサウンドとコーラスに定評のあるOmoiの曲の中でも圧倒的な疾走感があるのがこれ。
これは爆音で聴いてノリノリになれるタイプの曲だ。最初から最後まで盛り上がる部分しかない。カラオケで声枯らして歌いたい。
マイリスの爆音巡回推奨。


ひとごろしのバケモノ/和田たけあき


ひとごろしのバケモノ / 初音ミク by 和田たけあき VOCALOID/動画 - ニコニコ動画
物語としてはよくある筋書きだけどミクさんの優しい歌声ですっと心に響くストーリー性重視の楽曲。
ミクさんの歌声もいいけどギターがすごく好き。
ちょっと悲しいお話なのに明るい曲調もあって何度も聴きたくなる。


拝啓ドッペルゲンガー/kemu


【GUMI】拝啓ドッペルゲンガー【KEMU VOXX】 by kemu VOCALOID/動画 - ニコニコ動画
今年は初音ミク10周年に合わせてハチを含め多くの懐かしのボカロPが復活して新曲を発表してくれたけれど、その中でも一番の吉報は「KEMU VOXX」の復活だ。
激しくスピード感のあるサウンドはこれぞボーカロイドという感じ。
このストーリーがどう展開するのかというのも含めて楽しめる良質なエンタメ楽曲。


ヒバナ/DECO*27


DECO*27 - ヒバナ feat. 初音ミク by DECO*27 VOCALOID/動画 - ニコニコ動画
最近のDECO*27はすごい。いや昔から人気あってすごい人だったけど去年一昨年くらいから止まらない勢いでメガヒットを続けている。
DECO*27の曲ですごいと思うのは心にズバズバぶっささる先鋭的な歌詞。難しい言い回しなわけじゃなく、奇をてらった言葉でもなく、かと言って直接的な良い草でもない。
それなのに心の中を暴かれて心情を露わにされるかのような、心に響くって感じではなく直接心にぶっ刺す言葉で聞き手を刺激してくる。
心にしみ入るって感じではなく心臓鷲掴まれて直接浸されてる。強い。勝てない。


ダーリン/MARETU


【初音ミク】 ダーリン 【オリジナル】 by MARETU VOCALOID/動画 - ニコニコ動画
ヘヴィメタルサウンドにピコピコ音織り交ぜた曲調が独特なMARETUの最後の曲。
MARETUワールドが存分に展開されてて聴き応えのある一曲。音の使い方が良すぎる。
ただかっこいい、ただかわいいじゃなく全力で自己を表現してる。やばい、聞き惚れる。
今年もたくさん良い曲を投稿してくれたのにこれを最後に活動休止のようで悲しい。


バケモノダンスフロア/日向電工


初音ミク オリジナル曲 『バケモノダンスフロア』 by 日向電工 VOCALOID/動画 - ニコニコ動画
仏教的な歌詞が特徴の日向電工新曲。
気持ちいいサウンドと語感のいい歌詞で歌ってみたくなることうけあいの曲だ。
音の作りは軽めなのにズシンと魂に響いてくるロック。これもずっとリピートしていたくなる。良すぎかよ。




さて、30曲くらい紹介しただろうか、冒頭で1時間はあるみたいなこと書いたけど、これ2時間は余裕で超えそう。まあいいか。
しぼりにしぼってもこんな感じでまだまだ紹介し足りないくらいだ。そのくらい良い曲が多い。
はてなブックマークtwitterでもたまに曲紹介しているので興味ある人はそっちをフォローするのがいいと思う。というか自分で曲漁るのがいいと思う。
投稿日順にしてボカロタグを聴き漁るだけでコレって感じの曲が絶対見つかる。そうして良い曲を見つけたら是非まわりに勧めて欲しい。良い曲はどんどん広めていこう。
https://twitter.com/numenunu
http://b.hatena.ne.jp/nunnnunn/VOCALOID/

ジャニーズが大好きなかわいい女の子たちにフォローされまくる不具合



2〜3ヶ月くらい前だろうか、突如ジャニーズ大好きな女の子たちが一斉に自分をフォローし始めた。
そう、し始めた。それからずっと、今日にいたるまで、断続的に数日おきにフォローしてはリムーブするという謎行為を繰り返している。
おかげで顔も見たことのないジャニーズメンバーの名前だけ妙に詳しくなりました。

twitterでもうひとりの自分と同化する。

世界には自分に似た人が3人いるらしいが、twitterには自分と同じ名前の人がたくさんいる。


どーもぬんぬんです。名前を名乗る度に「ドーモ。わたしの頭はカラッポです」と言っている気分になります。
ひねりどころか何の意味もないようなクソネームなのに、時々「HNの由来はなんですか?」なんて聞かれてお前さあその質問で何か面白い回答聞けると思ってるの……っとまあそれはさておいて。
こんななにも考えないでつけたHNのせいかtwitter上だけでも同じ名前の人がたくさんいる。

あるぬんぬんはフォロワーにモテモテだったり、あるぬんぬんは絵がすごくうまかったり、あるぬんぬんはいじられキャラだったり。様々なぬんぬんがtwitter上に存在している。
ちなみに自分のことが言及されるときは検索避けなのか知らないがぬめぬめさんとか^0^/とかラ豚だとかドブ糞だとか書かれていることが多いのでぬんぬんでエゴサしても引っかからない。


自分ではない自分が我が物顔でtwitterでの活動をしているのだ。それを見た人たちがぬんぬんさんってこういう人だよねというぬんぬんでも知らない情報をばらまいていく。これはちょっとした恐怖である。その人の知っているぬんぬんはぬんぬんではなく、ぬんぬんのイメージは実際のぬんぬんとは違って、イメージのぬんぬんの情報だけがひとり歩きしぬんぬんを侵食していく。ぬんぬんかもう一人のぬんぬんかなんかもうめんどくさくなってきたから話進めるね。
とにかく一度別のぬんぬんの存在を知ってしまうとなにも知らないままぬんぬんでいられるのはなにか心地良くない。しかし、こちらから伝えても面倒くさいやつと思われかねない。というか同名という理由で他人にイチャモンつけるのは十中八九めんどくさいやつだ。


自分には他のぬんぬん達をただ傍観する他ないのか、そう思っていた時であった。数いるぬんぬんの中に自分と同じ行動をしているやつがいた。
先日自分が夏コミへ参加した時、そのぬんぬんもコミケに来ていたのだ。
同じ場所にいる二人の同じ名前の人物。
その見分けがつくものがいるだろうか。
古くから人は林に住んでるジョンさん、山のふもとに住んでるタロウさんなどといったように場所と名前で人を識別した。場所の情報は現代でも苗字などといった形で残り、人を識別するために重要な役目を担っている。
そう、場所と名前が同じであれば人は人を識別できないのだ。


これはチャンスである。この状況に紛れてもう一人のぬんぬんになりすませばいろいろな問題が解決する 気がする。
そんな謎の閃きをするが早いか、自分はそのもう一人のぬんぬんがフォローしているユーザーを全てフォローした。



予想通りもう一人のぬんぬんのフォローの中に既にフォロー済みの人はほとんどいない。フォロー連打である。



続々と帰ってくるフォロー。このもう一人のぬんぬん……いや、偽物ぬんぬんのフォロワーたちは自分のことを偽物の複垢かなにかだとでも思っているのだろう。真のぬんぬんはわたしである。




混乱する偽物のフォロワー。わたしが本物だ。



本人にバレる。




ぬんぬんのフォロー相手だけフォローすればよかったのにうっかり偽ぬんぬんもフォローしてしまっていたのだ。その上、フォロワーへの注意までされてしまった。完全敗北である。
向こうにとってはこちらが偽物だろう。違うんだ、自分は偽物なんかじゃないんだ、ぬんぬんなんだ。ぬんぬんなんだよ。うわ、やめ